歌を描く午後

名曲の紹介と樹根の歌物語

ペドロ&カプリシャス

ペドロ&カプリシャス

子供の頃…歓楽街の中にあるサウナに
よく父が連れて行ってくれました。
父親っ子だった私は、呑み屋にもくっついて行きましたし、
家では父の膝の上が、私の指定席でした。
そんな思い出の中のワンシーン…。

サウナの大浴場で、歌謡曲の有線放送が流れていたのですが、
お風呂ですから凄くエコーがかかっていて
とても妖しげな響きになるのです。
当時好きだった曲は沢山ありましたが、
特に、ペドロ&カプリシャスの初代ボーカリストの前野曜子さんが歌った「別れの朝」は
サウナの…エコーがかかった、小さめの音量の儚さと合わさり
なんともいえない妖艶な響きになって、私の中で忘れられない記憶となりました。

当然、ペドロ&カプリシャスのファンになり、前野曜子さんに憧れ、
初恋の人は、ヘンリー広瀬さん…
現在、高橋真梨子さんのパートナーですね。
今でもダンディでステキです

ボーカリストは三代までしか記憶しませんが…
私にとっての、代表曲と思える曲が、それぞれにあります。

初代… 前野曜子さん…「別れの朝」
二代目…高橋真梨子さん…「陽かげりの街」
三代目…松平直子さん…「無口な夏」

この…「無口な夏」だけが、カラオケに入っていないんです
歌いたくて歌いたくてたまらない一曲です
DAMともに、リクエスト・投票を、お願いしますm(_ _)m

今日は陽かげりの街」をご紹介いたします。


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前野曜子という天才

亡くなられて何年経つでしょうか…。
私にとってはずっと憧れの人でした。
ペドロ&カプリシャスの初代ボーカリストとしては短い期間でしたが
その後のソロでの活躍もまた、長くはありませんでした。
ペドロ&カプリシャスの脱退は、異性関係の問題と言われていましたが
アルコール依存症による、遅刻やドタキャンが相次いだ事とも言われています。
かつて私も、レコーディングの日に二日酔いで、何度もトイレに駆け込む事がありました。
私も毎晩酒に溺れていましたから、プロとしてやってはいけない事をしていた彼女を
責める事ができません…。
畳の上では死ねない…とまで言われていた私です。
家族を持った事で生き方を変え、依存症は克服できました。
あのままの暮らしが続いていたら、きっと私も歌う事も、いえ…
生きていく事もできなくなっていたでしょう。
劣等感も孤独感も、酒と一緒に呑みこむ日々…。
彼女の張りつめた、ピリピリとした歌唱は
豊かすぎる感性から来るものなのでしょう。
恐れ多い事ですが♪コブラと♪蘇える金狼のテーマを歌いました。
よろしかったらお聴きください。

 
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別れの朝

街はイルミネーションで輝き

年の瀬の喧騒で、ともすれば荒んでしまいそうな心を

癒してくれています

クリスマス前は、カップルが急増するとか…。

クリスマスのためだけの恋?は、

あっけなく終わるもの…。

お互いが恨みっこなし…なら良いのですが…
今日はペドロ&カプリシャスの別れの朝(by樹根)をご紹介します。



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